医療用包帯：包帯とは何か、種類、巻き方

包帯は、身体の一部を生理学的に正しい位置に固定する医療器具です。そのデザインは、筋肉や内臓からの圧迫負荷を取り除きます。医療用包帯の種類と装着方法について考えてみましょう。

医療用包帯の種類

医療用包帯は、人体に固定する場所によって異なります：

• 鼠径（そけい）包帯は、さまざまな種類のヘルニアを予防・治療するために鼠径部に巻く。.
• 小児用の臍帯は伸縮性のある布でできている。マジックテープで子どもの腰に固定します。その目的は、へその部分に一定の圧力をかけることです。臍帯は、新生児の臍ヘルニアに使用できます。.
• 成人用の臍ヘルニア包帯も伸縮性のある素材でできている。幅が広く、肋骨が硬くなっている。マジックテープで固定します。この包帯は、ヘルニアの出現を防ぐために、重いものを持ち上げたり、別の荷物があるときに着用します。.
• 女性用ヘルニア包帯はパンツ型です。子宮やその他の内臓が脱出したときに使用します。半硬質のデザインで痛みを軽減し、内臓を正しい位置に持ち上げます。.
• 男性用ヘルニア包帯は幅広のベルト状で、特殊な留め具で脚の間に固定する。既存の病態だけでなく、運動時のヘルニアの形成を防ぐために着用する。.
• 胸部包帯は、肋間神経痛や筋炎と診断された場合に着用します。手術後は胸部を固定します。胸部装具は痛みを軽減し、術後のヘルニアのリスクを軽減します。女性用と男性用がある。.
• 産前・産後の女性用包帯は、妊娠後期の腹部を支えるために装着します。子宮内の赤ちゃんの正しい位置を促し、皮膚に妊娠線ができる可能性を減らします。伸縮性のある固定具でウエストを誇張したショーツの形で作られています。.
• 整形外科用包帯は、腕と脚のさまざまな関節に使用されます。手足の動きを制限し、軟部組織をサポートするデザインです。.
• 腸の手術やストーマの抜去後の患者用の包帯は、腹壁の組織を支え、縫合部の治癒を早め、痛みを軽減します。.

包帯の巻き方

医療用包帯は、医師の処方がある場合にのみ使用します。適切なサイズ、伸縮性、固定方法を医師が決定します。包帯は、裸に巻くものもあれば、下着に巻くものもある。製品は説明書に従って使用する。

腹部の包帯は仰向けに寝て装着する。体に巻きつけ、前面をマジックテープで留める。固定用エレメントは、怪我や術後の縫合部分に装着する。包帯は夜間だけ外します。手術直後は、起きている間ずっと数日間装着します。医師の勧めにより、包帯は徐々に一時的な使用に切り替えていきます。